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2006年09月22日

新宿荒木町:坊主バーで気軽に説法!

 坊主バーマスター.JPG 坊主バーオーナー.JPG 坊主バースタッフ.JPG
仕掛人:右/坊主バー マスター 藤岡 善信さん (浄土真宗本願寺派僧侶)
     
中/坊主バー  オーナー  田口 弘願さん (浄土真宗大谷派僧侶)
     左/坊主バー  スタッフ  自称もと船乗り?僧侶

  坊主バー店内.JPG              
 ショップ情報
  坊主バー
 東京都新宿区四谷荒木町6 AGビル2F
 TEL:03-3353-1032
 営業時間:夜7:00朝5:00(日曜祭日休)
 
http://members.aol.com/vowzbar/
 坊主バーmap2.jpg

第三回目の「繁盛店を訪ねて」は、取材中に気になっていた最近のお寺情報です。
もともと江戸の時代より、寺の修復費用を集めるための秘宝公開イベントや、門前の料亭や茶屋、お土産屋さんなど、“賑わい”とは切り離せない集客施設でしたが、時代の変化から縁のない場所になりがちでした。
お寺はお墓参りに行くところという意識が通常となっていましたが、そのお寺が今大きく変わろうとしています。もっと現代生活に身近なお寺さんとお坊さん。
特別な場所ではなく、気軽に相談にのってくれそうな住職っているの?
ハイ!! 新宿荒木町にいました。その名も『坊主バー』。
今回は仕掛人藤岡店長さんを訪ね、新たな繁盛店=新業態店のこだわりについて語っていただきました。合掌!
 
 
「四谷荒木町」:通称車力通りを訪ねて


車力通り1.JPG 車力通り3.JPG 坊主バー看板.JPG
かつて昭和中期には花街として栄え、21世紀のいまでもそのノスタルジックな風情をそのままに残す「車力通り」。
過去と未来が交錯するこの通りに「坊主バー」はあるという。夜から開店する店も多く、新宿ゴールデン街をも思わせるその怪しいネオンの魔力に惹かれながら、通りが曲がる奥まで行くと右側にその看板はありました。
古びたビルの2階、この先にどんな世界が待ち受けているのか・・・?


「坊主バー」誕生秘話とこだわりについて!

坊主バー店内.JPG
 坊主バー店内.JPG お仏壇.JPG  

石山:あの、ホームページ見ました。
「なぜ、お坊さんがお酒を?と思う方もいると思いますが・・・」って。

普通坊主とお酒は対局にあるようなイメージがありますから、まずこのことをよく聞かれるんじゃないですか?

藤岡さん(以下敬称略):そうですね。

もともと坊主バーは大阪で生まれたんですが、ご縁があって
東京の坊主バーをやることになりました。
そのご縁というのは、お寺で毎月1回お話の会がありまして、その中にバーテンの住職の方がいらっしゃったんですね。
「もしバーで仏教の話ができたら面白いね!」ということからはじまったのが12・3年前です。それが大阪の坊主バー。
 
東京の坊主バーはココ新宿荒木町に6年前にできました。
石山:もともと仏教にご興味があったんですか?
藤岡:子供の頃から宗教教育に厳しい家庭に育ったんですが、いろんな宗教を訪ねていって、そのうち親鸞の教えと出会い、それがたまたま自分の家と同じ宗派だったわけです。
石山:私はあまり宗教のことは詳しくないんですけどうちは曹洞宗らしいです・・・スミマセン。

藤岡:曹洞宗とかうちの浄土真宗というは鎌倉時代にあって中世に生まれた理由ですが、
それまでは山の上のお寺で修行していたのを、山を降り、もっとひろく一般に伝えようとしたのが浄土真宗です。
石山:あのつたない知識ですが、そもそも江戸時代に花開いた寺社参り観光ではお寺の周辺に料理茶屋やお土産屋さんが立ち並ぶという、“賑わい”があったり、火事が多かったため、すまいが整うまで界隈のお寺に住まうという暮らしがあって、仏教はもっと身近なものだったように思います。

藤岡:そうですね。そもそもその時代からお寺が役所のかわりをして戸籍を管理していたこともあり、「あなたはこのお寺=宗派です。」と決められていたため、確かになにかあればお寺の住職に相談したり、手習いなどに通ったりと信仰心も自然と馴染んでいたんです。

石山:でも今ではお葬式ぐらいで、普段の生活から離れていますね。
藤岡:暮らしの中の風景に宿る信仰心というものはどんどん薄れていってしまった。現代生活の中で多くのストレスを抱え込んで皆生活しているんです。ココは誰もが抱える小さな悩みも気軽に言える場所です。夜7時から朝5時までの営業時間に、年齢も幅広く、遠方から近所からいろんな方がいらっしゃいます。これが本質なのか、大きくはずれているのかはよくわかりませんが、日々試行錯誤ですね。

石山:お話してみた実感ですが、本当に悩ましく孤独で誰かと話したいのはこの時間帯ですね。
この時間に安心して女性一人でもお酒が飲める癒しの場所が坊主バー。
ココで悪いことすると罰があたりそうですもの。普通の居酒屋で人生について語り合うなんてことも,気恥ずかしくてできないし、懺悔するように皆さんとはなしができるのが不思議な感じがします。



「坊主バー」こだわりのインテリアとは!

坊主バーインテリア1.JPG 阿弥陀如来さま.JPG mizusashi11.jpg 

曼荼羅の絵と仏壇や阿弥陀如来さまなどが並ぶ。
照明は暗く、音楽はジャズが静かに流れています。
 

石山:この坊主バーのインテリアはどなたがイメージされたんですか?
藤岡:もともと普通のバーの居抜きだったので、全て手作りです。
だいたい「坊主バー」ってどんなの?という感じですから、仏壇おいたり、お寺からもらったり少しずつカタチになっていきました。

石山:摩訶不思議な空間が、落ち着きますね。
このあまり広くない空間も、一体感があるのが色即是空なイメージがします。



 

坊主バーオリジナル:魅惑のドリンクメニュー 
 
般若湯.JPG 煩悩即菩提.JPG
通常のバー同様にお酒が飲めますが、なんといっても不思議なネーミングのオリジナルカクテルが凄い!

純米酒 般若湯
「般若」とは知恵という意味。高野さんの宿坊で出されているお酒で他ではあまり出会えません。
一杯700縁

煩悩即菩薩煩悩あって菩提を知る。悩み煩いが多い人ほど仏に近づけるというカクテル。
※ 石山コレ頼みました。なんか説法をお聞きしているうちに、全く飲めない私が一杯飲んでしまいました??
その他に、「一休」「西方浄土」「色欲三昧」「愛欲地獄」「クリクリ坊主」などなど。
ちなみに「クリクリ坊主」は栗のリキュール。

オリジナルカクテルなんと全て800縁(えん) ・・・・です。

 

坊主バー田口 弘願さんの説法を愉しむ
 
お仏壇阿弥陀如来さま.JPG 仏教情報センター.JPG
布教師田口さんの説法は、まるで人生のコーチング。疑問に思うことを聞くとなんでも応えてくれます。

石山:では田口さん質問です!地獄って本当にあるんですか?
田口さん(以下敬称略):はいあります。まさに現世は地獄です。しかし地獄は自ら創りだすもの。
心持ちによって天国も地獄もみなみることになるのでしょう。

石山:なるほど!では悪いとはどんな人ですか?なぜ坊主バーは阿弥陀如来さまなのですか?
田口:悪人とは罪の意識のある人です。どんな方でも救ってくださるのが、阿弥陀如来さまです。

石山:では合掌とは?
田口:拳(こぶし)をにぎらない。お釈迦様を拝む姿。手を合わせて中心をつくること。
相手に攻撃を加えない。

ココ『坊主バー』では、一日一回お経をあげて、みな一緒に15分ほど説法の時間があります。そこで、ライブ感覚で
仏教と現実をつなげていく時間をもちます。
全てはコレ『縁起』縁が起こると書いてえんぎです。様々な宗派がありますが、それは押し付けられるものではなく、自分で選ぶもの。
もちろんこちらで壷を売られたり、なにか勧誘されることはありません。
いろいろな宗派仏教テレフォン相談や仏教ホスピスの会の案内もあります。
なにかに迷ったときに気軽に相談できる場を縁起でつなぐのが、この“坊主バー”=人が集まる所以なのでしょう。
私が帰る頃、若いカップルやサラリーマンが10人ほど集まり、店は賑わいを魅せていました。
 


 

行ってみよう!くらしに身近な癒しの信仰スポット


 

石山:実は他のお寺でも様々な取り組みをはじめています。
例えば港区愛宕の青松寺さん 
http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/index.html
禅体験や写経やお袈裟を縫う会など、広く一般の方を受け入れています。
HPのメッセージがおもしろくて“ボース・ビー・アンビシャス!”
新業態「お寺カフェ」:神谷町オープンテラス
本堂2階のオープンテラスでお茶が楽しめます。持ち込みも可。
無線LANOK。しかもお茶&デザートの金額設定なし。仏さまへの感謝の気持ちを本堂のお線香とお賽銭で!
港区虎ノ門3-25-1 営業時間 11:00〜14:00(スタッフ対応時間)

土日祝休 ※平日でも場合によりお休みあり


仏教エンターテイメントと称するサイトはこちらのIT僧侶:松下弓月さんが発信するブログも必見です。

banner関連サイト.gif

 
http://www.higan.net
仏というも さとるというも 名はかわれども 同じ道なり  一休
宗派を超えた仏教情報サイト。ロハス情報あり、お寺でのロックフェスイベントありの=
彼岸寺では、「目からうろこ」の情報がみつかるかもしれません。


 


 CA250307.JPG
あと代官山を取材したときに駅前で出会った真宗大谷派の僧侶三帰天海さんは、その日に仕入れた無農薬野菜の手作り弁当を自ら販売されていました。
(代官山のココだけ土産で紹介しました。)
http://nigiwai-genba.seesaa.net/category/1652932-1.html

光源寺千成市.JPG 光源寺イベント.JPG 

千駄木の光源寺さんでは、千成市(ほうづき市)の際には、境内で薩摩琵琶の演奏をしたり、映画“もんしぇん”のプロモーション演奏会をするなど、お寺を様々な芸術・文化の発表の場として開放しています。
http://nigiwai-genba.seesaa.net/category/1652933-1.html

もちろんいままでも増上寺や池上本願寺では、コンサートや公演などの大掛かりな興行を開催していましたが、もっと地域に密着したお寺や商店街の中での仏教と出会い自らを見直す機会があることこそ、本来の姿のように思います。


坊主バー藤岡僧侶セレクション

石山:坊主バーについてお話いただきましたが最後に藤岡さんがこれならほしいという“賑わい創りの道具”とお薦めの賑わいのお店があれば教えてください。

藤岡さん:坊主バーらしさを探求中です。何かありますか?えっ仏像もあるんですか?気になりますね。
それとお薦めのお店はすぐ近くにあるライブバーで「sounya」です。
 
もとボクサーのイケメン僧侶?もと船乗りの僧侶?袈裟をきてサングラスのダンディーなカウンセラー?

そのお人柄もユニークな皆さん、楽しいお話ありがとうございました。



坊主バー」五箇条

一箇条:「坊主バー」のこだわりとは、「縁起」である! 
二箇条:「
坊主バー」の性(さが)とは、「煩悩 即 菩薩」である! 
三箇条:「
坊主バー」心粋(ココロいき)とは「合掌!」である。 
四箇条:「
坊主バー」の合いの手とは「南無網陀仏」である! 
五箇条:つまり「坊主バー」は、「お酒を縁と法の橋渡しとする『空』の間」!



 関連情報
  

 仏像.jpg 仏像 バリ象石像.jpg バリ象石像

   お問い合わせ先 Tel:03-3350-1785 賑わい創りの道具やまで
      資料請求先 
https://www.security-site.jp/nigiwai-dougu/inquiry.html
   ガーデンテイスト http://www.nigiwai-dougu.com/taste/garden.html  



posted by にぎわい at 10:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 繁盛店を訪ねて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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